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2013年09月19日

『半沢直樹』と『下町ロケット』

今クールのドラマでは『半沢直樹』が絶好調ですね。

主演の堺雅人さんを始めとする演技派なキャストを集め、かつ、ドラマとして重厚な仕上がりを見せています。「銀行員にはなりたくない」と思った人も多いのでは?

『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』というドラマとしては絶対ヒットしないであろうタイトルを変更した点も、制作スタッフの大当たりだったと思います。

「倍返しだ!」が流行語になりそうな勢いですが、私は大和田常務の「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」というセリフが悪役がかっていて大好きです。憎らしい悪役を見事に演じられるのは、香川さんならではですね。

 

この本の原作者である池井戸潤さんの代表作の1つが、『下町ロケット』です。以前にドラマ化もされました。

以前に読んだことがあったので思い出したのですが、中小企業が苦難を乗り越えてロケットの部品を開発し成功していく姿が描かれる様子は、臨場感があり、また勇気を与えられました。

最近は中小企業の社長さんとも仕事をさせて頂くことが多く、日本はこのような会社に支えられているのだなと、つくづく思います。

『半沢直樹』といい『下町ロケット』といい、逆境にある主人公がそれを乗り越えていく様を見ると元気をもらえますね。ドラマ最終回が楽しみですし、小説ももう一度読んでみようかと思いました。

 

ちなみに『下町ロケット』では、特許訴訟専門の優秀な弁護士と、特許や機械のことにまるで疎い高齢の町弁が登場するのですが、後者が全くもって主人公ら会社側に信頼を得られていない様子が少し物悲しかったです。

町弁であっても、例えば契約書チェックや債権回収、株主総会対策や事業承継のことなど、中小企業の皆様のお役に立てることは山ほどありますので、お忘れなきようお願い致します。

また、特許訴訟など特殊な分野につきましては、それを専門に扱っている弁護士・法律事務所がありますし、そちらを紹介します。取り扱いが難しい分野を自分で出来ると言ってしまうと問題ですので、その点は自分も気を付けるようにしていますので、ご安心下さい。

以上、弁護士の宣伝も兼ねて、『下町ロケット』お勧めしましたm(_ _)m

 

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